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「犬と泊まれる部屋は1室、半年先まで予約でいっぱい!?」
6月2~4日、5月の連休に引き続き、今年2度目の軽井沢。そして去年の10月以来、待ちに待った2度目の「星のや」です。”待ちに待った”などと大げさなことを言うようですが、今回の予約を入れたのは去年の暮れのことだからです。 星のやは最近ラグジュアリー系の雑誌などで、もっともよく登場する宿のひとつで、そのため人気があるのはもちろんなのですが、予約がとりにくい理由として、「基本的に2泊以上連泊しなければいけない」そしてなんといっても「犬と泊まれる部屋が1室しかない」ということだと思います。平日ならまだしも、金~日曜日の連泊となると、夏場はなかなか犬と泊まれる部屋の予約が取れません。 去年の10月に滞在したときも、2005年の星のやオープン前から、予約を入れておいたくらいです。 「星のやでの過ごし方/常にオンリー・ワン」 ライブラリーで一緒に本を眺めているポッポ 星のやの宿泊者用の駐車場は、客室から徒歩で15分くらいのところにあります。もちろん頼めば駐車場までの送迎をしてくれますが、車を取られてしまっては陸の孤島も同様です。あきらめて施設内でゆっくりします。もちろん館内はダイニングも含めてすべて犬同伴OKです。 私のお気に入りは、ライブラリーです。客室の証照明が暗いということもあり、ここのカウチの上で写真集を見たり、本を読んだり、備え付けのドリンクバーでハーブティを飲んだり・・・だらだらと過します。ポッポも付き合わされて気の毒ですが、やはり持参したマットの上でだらだらとくつろいでいる様子です。 もちろんどこに行ってもよその犬と会うことはありません。まさにオンリー・ワン状態です。ですから他のワンちゃんやオーナーさん同士の交流を楽しまれる方には星のやは物足りないかもしれませんが、私とポッポの旅のスタイルにはしっくりくるのかもしれません。 「お部屋」 フウトンの上のポッポ去年と同じ、メインの建物から程近い、小さな路地の突き当たりのお部屋でした。玄関からベッドルームを通り、奥がリビングになっています。内装はシンプルで洗練されていて、どことなく日本的です。タイのアマングループの流れをくんでいるような感じです。 なんと言っても印象的なのが、「フウトン」です。これは布団の発想のベッドで、人数に応じて薄いベッドマットを床に出し入れできるものです。イタリア人デザイナーによる洋と和の融合ベッドです。 天井が高く開放感いっぱいなのですが、私達の部屋は窓が少なく、日当たりも悪く、暗い印象をうけます。 そしてこれもアマン同様テレビがありません(実際アマンプリにもテレビのある部屋はありますが・・・・)。 内風呂は広々としていて、木桶の中には摘みたてのペパーミントが一輪添えられていました。夏ということで、とても細かい心配りです。 去年との違いは、館内着の作務衣の上に着るドテラがフリースになり、暖かさも着心地も倍増していたことです。 「旅の勝負服」 ポッポと旅行をするときは、必ず一枚は犬の服を持っていきます。 その時々により、犬のプリント(テリアやシュナ)のTシャツを全員で着たりします。とてもかっこ悪い場合もありますが、それはもう旅の恥は・・・・・なんとやら・・・・でのりきります。 今回の勝負服は初夏とはいえまだ肌寒い軽井沢だったので、コットンのカシュクールを選びました。ポッポのようなテリアが編みこまれています。これはロンドンのお土産で、ハロッズ製です。 「ボロボロの犬用タオル・・・・星のやに厳重注意です」 しかし・・・・・この気配りやスタイリッシュな雰囲気とは裏腹に、ペット用グッズには驚かされました。新聞紙とタオルがプラスティックのたらいの中に入っていたのですが、このバスタオルがこの上なくお粗末でした。「こんなタオルを今まで何に使っていたのだろう?」と首を傾げるほどボロボロで、穴だらけのタオルです。いや雑巾以下です。こんなタオルなら、何も置かれていないほうがよいのではないかと思います。犬の料金として一泊5000円も支払っているのですから、これはちょっといただけません。 「お食事」 朝食のルームサービス 普通の旅館が一泊二食つきなのに対し、星のやは食事は基本的にはついておりません。 今回私達は朝食つきのプランにし、夜は一泊目は星のやのメインダイニングで会席を頂き、二泊目は同じく施設内にある村民食堂にしました。 メインダイニングの会席料理は、一品一品どれも新鮮で丁寧に調理されていたように思うのですが、食べ終わると、不思議と印象に残っていません。去年も今年も何を食べたのか一緒に食べた誰もが全く記憶に残っていません。それにくれべ同じ施設内にある村民食堂(もちろんここも犬OKです)の方が、「また行きたいな~」という気持ちにさせてくれます。ここは「トンボの湯」という日帰り温泉のそばにあり、カフェも併設されていて、気軽にお食事やお酒、スイーツが楽しめます。 また朝食は一泊目はルームサービス、二泊目はメインダイニングで頂きました。 ルームサービスの方が量が少なめで、ダイニングの方はボリューム満天です! 私達はお昼ご飯やおやつをしっかりと頂くので、むしろルームサービスの方がよかったのですが、一人大食漢の人がどうしてもというので・・・・・二泊目は、朝から結構がんばりました。 そうそう昨年はルームサービスのサービス料がなんと50%だったのですが、やはり今年はかなり減率されていました。ちなみにこの大食漢の人は50%のサービス料にもかかわらず、昨年夜中におやきのルームサービスを頼んでいました。とてもとてもおいしかったとのことです(笑)。 「星のやの施設」 星のやは広大な敷地の中に、実によく自然と調和する形でさまざまな施設が点在します。 大きく分けると日帰り湯やカフェなどの宿泊者以外のビジターも立ち寄ることができるゾーンと宿泊者のみが入れるゾーンに分かれております。黒塀で囲われた宿泊者用ゾーンは、中心には川が流れ、川に沿うようにいくつものヴィラが立てられています。この中メインとなるのがでダイニング、ライブラリー、キッズルーム、レセプションなどがある建物で、それ以外には温泉とスパ・マッサージの入った建物があります。コテージ風の独立した客室からそれぞれの施設へはお散歩感覚で、外を通っていくことになります。雨の日などは少し億劫になりますが、川の流れる音、溢れる木々の緑には、心底癒されます。 また星のやの周りにはまだまだ手付かずの自然が残っているため、愛犬君とのお散歩にはうってつけです。ただ、去年の秋に訪れたときには、ハイキングをしている途中に”熊が出るぞ!”という噂を聞きつけ、そそくさと退散しました。でもそのくらい自然が残っていて、とてもよいところです。 星のやのお湯 温泉施設は2箇所あります。 一つは「トンボの湯」という誰もが気軽に立ち寄れる温泉施設と、ゲストゾーンにある宿泊者専用の施設です。 このトンボの湯は大きな内風呂と広い露天風呂からなっています。お湯には湯の花がたくさん浮かんでいて、お湯に浸かっているうちに肌がしっとりとしてきます。たとえ星のやに泊まっていないときでも、軽井沢にくるといつも立ち寄りたくなるお気に入りの温泉施設です。 一方宿泊者専用のお風呂ですが、こちらは本当に変わっています。「温泉に入る人の五感を刺激する」というコンセプトをもとに作られているのですが・・・・私はくつろげません。お風呂は人工的で、あえて窓もなく、奥は真っ暗な洞窟状になっています。私はこの密室感に圧迫されてしまいます。お恥ずかしい話ですが・・・・・私は一人では怖くて入れません。 余談ですが・・・次回の星のやは・・・・ 2007年6月の宿泊予約を既に済ませました。。。。 ちょっと気が早すぎたかな???
by studiopoppo
| 2006-08-04 19:03
| トラベル
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